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「Edge」の拡張機能ライブラリに広告を注入するものが混入 ~Microsoftが18種類を駆除
「Greasemonkey」や「The Great Suspender」など有名なものも
2020年12月2日 14:04
「Microsoft Edge」の拡張機能ライブラリ“Microsoft Edge アドオン”に悪意ある拡張機能が紛れ込み、検索クエリに広告リンクが挿入されるトラブルがあったようだ。米Microsoftは11月25日(現地時間)、“Reddit”で以下の18種類の拡張機能をライブラリから削除したと発表した。
- NordVPN
- Adguard VPN
- TunnelBear VPN
- The Great Suspender
- Floating Player - Picture-in-Picture Mode
- Ublock Adblock Plus
- Go Back With Backspace
- Wayback Machine
- friGate CDN - smooth access to websites
- Greasemonkey
- Full Page Screenshot
- One Click URL Shortener
- Guru Cleaner - cache and history cleaner
- Grammar and Spelling Checker
- Enable Right Click
- FNAF
- Night Shift Redux
- Old Layout for Facebook
削除された拡張機能のリストには、「Greasemonkey」や「The Great Suspender」といった「Google Chrome」や「Firefox」で有名な拡張機能も含まれているが、「Microsoft Edge」向けは公式に提供されていないため偽物だ。同社はこれらの拡張機能を“Microsoft Edge アドオン”からインストールしてしまった場合は、拡張機能の管理画面(edge://extensions)からアンストールするよう呼び掛けている。
また、これらの拡張機能をアンインストール・無効化しても広告が表示される場合は、「Edge」にインストールされている拡張機能のリストを添付して“Reddit”のスレッドに返信するよう呼び掛けている。