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「Microsoft 365」に保存可能なファイルサイズが250GBに ~現行の100GBから上限を大幅引き上げ
1月末までにロールアウトを開始。SharePointやTeams、OneDriveがより便利に
2021年1月15日 08:00
米Microsoftは1月12日(現地時間)、「Microsoft 365」にアップロードできるファイルサイズの制限を現行の100GBから250GBへ緩和すると発表した。今月末までにロールアウトされるとのことで、今四半期中には一般に利用可能となる見込み。「SharePoint」や「Teams」、「OneDrive」における大容量ファイルの保存・同期・共有がより便利になる。
この施策は、リモートワークや遠隔学習の増加に伴い、4K/8Kビデオや3Dモデル、CADファイル、研究のための科学データセットといった大容量ファイルを安全かつ手軽に共有するニーズが高まっていることをうけたもの。クラウドストレージの最適化により実現されたとのことで、すべてのファイルは“Azure Storage”にバックアップされ、高い可用性とパフォーマンスが保証される。
サイズの大きなファイルを共有編集する際に心配となるのが同期処理にかかる時間だが、「OneDrive」は編集された部分だけをアップロード・ダウンロードする差分同期に対応しているため、心配は無用だ。