Android版「Vivaldi 3.6」が公開 ～Webページを自分好みにカスタマイズできる“ページアクション”に対応

「Vivaldi」v3.6.2178.40

　ノルウェーのVivaldi Technologiesは2月4日（現地時間）、Android版「Vivaldi」の最新版v3.6を正式公開した。Android 5.0以降に対応するフリーソフトで、現在“Google Play”からダウンロードできる。執筆時現在の最新版は、10日付けでリリースされたv3.6.2178.40。

　Android版「Vivaldi 3.6」の目玉機能は、“ページアクション”だ。これはデスクトップ版「Vivaldi」でもお馴染みの機能で、トグルスイッチをON/OFFするだけでWebページの表示を自由にカスタマイズできる。見づらいWebサイトを改善してアクセシビリティを改善できるだけでなく、セピアや白黒といったフィルターをかけて楽しむこともできる。CSSデバッガーなど、Web開発者に便利なアクションも利用可能だ。

セピアや白黒といったフィルターをかけて楽しむ

　そのほかにもQRコードスキャナーが搭載され、URLを読み取って「Vivaldi」でアクセスしたり、テキストを読み取ってWeb検索したりできるようになった。デスクトップ版「Vivaldi」のQRコード生成機能と組み合わせれば。デスクトップ・モバイルでURLをやり取りするのも簡単だ。また、“スピードダイヤル”では“中”サイズのサムネイル表示がサポートされた。

QRコードスキャナーが搭載

　なお、デスクトップ向け「Vivaldi 3.6」は先月末にリリースされている。タブのグルーピング機能“タブスタック”を2段表示できるようになるなど、アグレッシブな機能追加が行われているので併せてチェックしたい。