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Webコンテンツをダークモードで閲覧可能 ~Android版「Vivaldi 3.1」が公開
Wikipediaも黒背景の目に優しいデザインに
2020年6月11日 17:40
ノルウェーのVivaldi Technologiesは6月9日(現地時間)、Android版「Vivaldi」の最新版v3.1を正式公開した。Android 5.0以降に対応するフリーソフトで、現在“Google Play”からダウンロードできる。
「Vivaldi」は、“Presto”エンジンを搭載していた頃の「Opera 12」の思想を受け継いだ「Chromium」ベースのWebブラウザー。デスクトップ版の開発が先行していたが、「Vivaldi 3.0」を機にAndroid版も提供されるようになった。モバイル向けWebブラウザーには珍しくデスクトップ版に似たタブバーを備えており、それほど違和感なく移行できる。デスクトップ版「Vivaldi」でお馴染みのスピードダイヤル、トラッカーブロッカー、広告ブロッカーといった機能を搭載する点や、Webページの色に連動するUIカラーも「Vivaldi」ならではといえる。
モバイル版の特徴としては、画面スペースを最大限に有効活用できるランドスケープ(横画面)モードや、長押しで一気に履歴をさかのぼれる履歴ボタンなどが挙げられる。また、スクリーンショット機能では見えている部分だけでなく、縦にスクロールしてページ全体を保存することが可能。デスクトップ版を含む他の「Vivaldi」との設定同期にも対応しており、なんでも記録しておけるメモ機能が同期できるのはとくに便利だ。
Android版「Vivaldi 3.1」における新しい要素は、Webコンテンツをダークテーマで閲覧できる機能だ。ダークテーマは暗い場所で画面の明るさを抑え、目の負担を和らげることができるとして人気だが、肝心のWebコンテンツが白を基調としたデザインだと意味がない。そこで最新版では、設定画面の[テーマ]セクションから[ウェブページ用ダークモード]というオプションが追加された。これを有効化しておけば、Webページを暗色系のデザインで閲覧できる。
ソフトウェア情報
- 「Vivaldi」Android版
- 【著作権者】
- Vivaldi Technologies AS
- 【対応OS】
- Android 5.0以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.1.1935.13(20/06/05)