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Android版「Vivaldi 4.1」が公開 ~専用アプリは要らない、URLをなるべくVivaldiで開く機能

タブのカスタマイズ性もさらに強化

Android版「Vivaldi 4.1」が公開

 ノルウェーのVivaldi Technologiesは8月2日(現地時間)、Android版「Vivaldi」の最新版v4.1を正式公開した。Android 5.0以降や最新のChromebookに対応するフリーソフトで、現在「Google Play」からダウンロードできる。

 最近のAndroidにはURLハンドラーと呼ばれる機能があり、たとえば「youtube.com」のリンクをクリックすると、Webブラウザーの代わりに「YouTube」アプリで当該URL開くことができる。確かにWebブラウザーよりもモバイルアプリの方が高機能であればこちらの方が便利だが、場合によってはアプリではなくWebブラウザーで閲覧を続けたいケースもあるだろう。

 そこで、Android版「Vivaldi 4.1」には設定画面に[ブラウザ内で外部ページを開く](Stay in browser)というオプションが新設された。これを有効化しておけば、「Vivaldi」でクリックした「youtube.com」のリンクは、「YouTube」アプリではなく「Vivaldi」で開かれる。わざわざ「YouTube」アプリに切り替わるのが煩わしい場合はもちろん、トラッカーのブロックやメモ、ページキャプチャーといった「Vivaldi」固有の機能を活用したい場合にも役立つ。

設定画面に[ブラウザ内で外部ページを開く](Stay in browser)というオプションが新設

 また、新しいタブを開く際のアクションが拡充された。最新版では以下の4つのオプションが選べる。

  • 関連タブの後ろ:新しいタブは「親子」関係を共有し、現在のタブでリンクを開くと、新しいタブは「親」タブの横に開く
  • アクティブタブの後ろ:新しいタブを現在のアクティブなタブの横に開く(初期設定)
  • 最後尾:新しいタブをすべてのタブの最後に開く
  • 関連するタブとスタック:アクティブなタブと新しいタブを含む新しいタブスタックを開く

 タブスタックを無効化するオプションも追加されており、タブ操作を自分好みにカスタマイズできる。

新しいタブを開く際のアクションが拡充。タブスタックを無効化するオプションも追加

ソフトウェア情報

「Vivaldi」Android版
【著作権者】
Vivaldi Technologies AS
【対応OS】
Android 5.0以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.1.2366.19(21/08/02)