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「あとで読む」リストを別PCやモバイル版と同期可能になった「Vivaldi」v5.2
サイドバーから利用できるようになるなど「リーディングリスト」が大幅強化
2022年4月7日 06:30
ノルウェーのVivaldi Technologiesは4月6日、多機能でカスタマイズ性に優れたWebブラウザー「Vivaldi」の最新版v5.2.2623.24を正式公開した。本バージョンでは「Vivaldi 5.1」で導入された、「あとで読む」Webページを気軽にストックできる機能「リーディングリスト」が大幅に強化されている。
まず、「リーディングリスト」を別PCの「Vivaldi」やAndroid版と同期できるようになった。Vivaldi アカウントにサインインしていれば、PCで見つけたWebページをリーディングリストに登録してモバイルで読んだり、逆にモバイルで登録したページをPCで読んだりといったことが可能になる。
また、リーディングリストがサイドバーで利用できるようになった。[+]ボタンで現在表示中のページをリストに追加、[-]ボタンでリストから選択ページを削除できるほか、未読・既読の管理もボタンで行える。リスト内のキーワード検索や並べ替えも可能になり、使い勝手が大幅に向上した。
さらに、表示中のページをリーディングリストに追加する方法も追加されている。[Ctrl]+[E]キーなどで呼び出せる「クイックコマンド」で[ページをリーディングリストに追加]コマンドを検索(「add」で検索してもヒットする)して登録できるほか、ショートカットキーやマウスジェスチャーに割り当てることも可能だ。
そのほか、トラッカー・広告ブロック機能で実際にブロックした広告とトラッカーの数をスタートページで確認できるようになった。クリックすればより詳細な情報を表示できる。
デスクトップ版「Vivaldi」は、「Presto」エンジンを搭載していた頃の「Opera 12」の思想を受け継いだ「Chromium」ベースのWebブラウザー。ユーザーとの対話を大事にし、パワーユーザー向けの多く取り入れているのが特徴だ。
Windows/Mac/Linuxに対応するクロスプラットフォーム対応アプリケーションで、Windows版は64bit版を含むWindows 7/8//8.1/10/以降で利用可能。現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。すでに利用している場合は、自動更新機能を利用して最新版へアップデートすることも可能だ。モバイル版も用意されており、Android 6以降と最新のChrome OSで利用できる。
ソフトウェア情報
- 「Vivaldi」Windows版
- 【著作権者】
- Vivaldi Technologies AS
- 【対応OS】
- Windows 7/8//8.1/10/以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.2.2623.24(22/04/06)