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「あとで読む」を管理するリーディングリストを内蔵した「Vivaldi 5.1」が正式公開
タブバーでは横スクロールもサポート
2022年2月10日 17:38
ノルウェーのVivaldi Technologiesは2月9日(現地時間)、デスクトップ版「Vivaldi」の最新版v5.1.2567.39を正式公開した。「Vivaldi 5.1」では、新機能「リーディングリスト」が導入されている。
リーディングリストは、「あとで読む」コンテンツを気軽にストックしておける機能。設定画面の[アドレスバー]-[リーディングリスト]セクションで有効化すると、アドレスバーに専用のボタンが追加され、閲覧ページを追加したり、ストックしたWebページを開くことができる。
「Vivaldi」のリーディングリストはWebブラウザーに内蔵されており、わざわざ拡張機能などを導入しなくても利用できる。デバイス間で同期する機能などはまだないようだが、アカウントの登録・サインアップなしで利用できる点は気軽で、ローカルで管理したいというユーザーにもうってつけだ。何度も参照するページはブックマーク、一時的に保存しておきたい記事はリーディングリスト、と使い分けるとよい。
そのほかにも、タブバーで横スクロールがサポートされた。タブの横幅をキープしたまま、何枚でもタブを表示しておける。二段型のタブスタックを利用している場合は、両方の段でスクロールが可能だ。
また、スタートページにクイック設定パネルが追加され、よく利用される設定をスタートページで確認したり、変更できるようになっている。
デスクトップ版「Vivaldi」は、「Presto」エンジンを搭載していた頃の「Opera 12」の思想を受け継いだ「Chromium」ベースのWebブラウザー。ユーザーとの対話を大事にし、パワーユーザー向けの多く取り入れているのが特徴だ。Windows/Mac/Linuxに対応するクロスプラットフォーム対応アプリケーションで、Windows版は64bit版を含むWindows 7/8/10で利用可能。現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。すでに利用している場合は、自動更新機能を利用して最新版へアップデートすることも可能だ。モバイル版も用意されており、Android 5以降と最新のChrome OSで利用できる。
ソフトウェア情報
- 「Vivaldi」
- 【著作権者】
- Vivaldi Technologies AS
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux(Windows版は64bit版を含むWindows 7/8/10)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.1.2567.39(22/02/09)