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Adobe、Windows/Mac/Linux対応の無償コードエディター「Brackets」のサポートを9月1日に終了
「Visual Studio Code」への移行を
2021年3月2日 14:18
米Adobeは3月1日(現地時間、以下同)、コードエディター「Brackets」のサポートを9月1日に終了すると発表した。
「Brackets」は、オープンソースで開発されているWebアプリ開発向けのコードエディター。対応OSはWindows/Mac/Linux。別のファイルで定義されているスタイルシートなどをその場で展開し、新しいタブを開くことなく閲覧・編集できるようにするインライン編集機能や、スクリプトやスタイルシートの編集結果を「Google Chrome」でリアルタイムチェックできるライブプレビューを備えるほか、「SCSS」や「LESS」といったCSSプリプロセッサ―にデフォルトで対応しており、どちらかというとWebデザインに適したエディターだった。
しかし、「Visual Studio Code」などの後発エディターが人気を集めるにつれ、開発は停滞気味に。昨年4月のリリースされたv1.14.2を最後にアップデートが途絶えており、かねてよりプロジェクトの継続が危ぶまれていた。
同社は、パートナー関係にあるMicrosoftが開発を主導する「Visual Studio Code」への移行を呼び掛けている。「Brackets」の利用や保守、改善を継続したい場合は、「GitHub」のプロジェクトサイトからソースコードをフォークできる。
ソフトウェア情報
- 「Brackets」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated and its licensors
- 【対応OS】
- Windows 7/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.14.2(20/04/06)