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Adobe、TLS1.0 /1.1とIE 11未満のサポートを終了 ~これに起因するトラブルも発生中

原因は現在調査中だが、まずはOSとIE、製品が最新版になっているか確認を

一部の同社製品で「必要なアップデートがあります」というメッセージが表示され、製品を使用できない問題が発生

 米Adobeは7月15日(現地時間、以下同)、一部の同社製品で「必要なアップデートがあります」というメッセージが表示され、製品を使用できない問題が発生していることを明らかにした。

 同社によると、この問題が報告されているアプリケーションは以下の通り。

  • Acrobat DC
  • Acrobat 2017
  • Creative Cloud Packager
  • InCopy

 原因は現在調査中だが、同社は14日をもってTLS1.0 /1.1および「Internet Explorer 11」(IE 11)未満のサポートを打ち切っており、事象の発生時期から見てもそれが原因であると推測されるという。

 対処方法としては、「IE 11」を含むOSを最新の状態に更新すること、当該製品が最新版になっているかを確認すること、「IE 11」が互換モード、レガシーエミュレーションモード、または「IE 11」より前のドキュメントモードに設定されていないことを確認することなどを案内している。

 なお、同社は2021年8月17日に「Adobe Acrobat」のオンラインサービスでも「IE 11」対応の終了を予定している。まだ利用中の場合は、できるだ早く「Microsoft Edge」などへの移行を済ませたい。