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Microsoft、拡張機能で「Visual Studio Code」への移行を支援 ~「Brackets」のサポート終了により
キーバインディングの再現やライブプレビューなどを拡張機能で実現可能
2021年3月9日 06:45
米Adobeはコードエディター「Brackets」のサポートを9月1日(米国時間)に終了すると発表し、パートナー関係にあるMicrosoftの「Visual Studio Code」へ移行するよう呼び掛けている。この移行を支援するため、米Microsoftは2つの「VS Code」拡張機能を提供中だ。
1つ目は、「Brackets」のショートカットキーを「VS Code」でも利用できるようにする「Brackets Keymap」だ。すべてのコマンドが実装されているわけではないが、ちょっとしたキーバインディングの違い(例:ファイルやフォルダーを開く場合、「VS Code」はいずれも[Ctrl]+[O]キーだが、「Brackets」はフォルダーを開くときに[Ctrl]+[Alt]+[O]キーを利用する)をある程度吸収してくれるのはありがたい。
2つ目の「Brackets Extension Pack」は、「Brackets」で人気の機能をセットにしたものだ。前述の「Brackets Keymap」も含まれており、インストールするだけで「VS Code」を「Brackets」っぽくカスタマイズできる。
- Brackets Keymap:キーバインディングのカスタマイズ
- Live Server:ソースコードの変更をWebブラウザーでリアルタイムプレビュー
- CSS Peek:CSSクラスの定義を覗き見
- IntelliSense for CSS class names in HTML:ワークスペースで利用されているCSSクラスを自動補完
「Brackets」のユーザーでなくとも試してみたい拡張機能ばかりだが、Microsoft製ではない拡張機能も含まれているので注意したい。
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.54(21/03/05)