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「Windows 10 バージョン 1909」などが5月11日にサービス終了 ~Microsoftが注意喚起

サポート期間の終了後はセキュリティパッチが配信されなくなるので注意

“Windows message center”における注意喚起

 米Microsoftは4月9日(現地時間、以下同)、「Windows 10 バージョン 1909」などが5月11日にサービス終了を迎えるとして、改めて注意を喚起した。5月11日にサポート期間が満了するWindows 10バージョンとそのエディションは以下の通り。

  • Windows 10 バージョン 1909:Home、Pro、Pro for Workstations、Pro Education
  • Windows Server バージョン 1909:すべてのエディション
  • Windows 10 バージョン 1809:LTSCエディションを除くすべてのエディション
  • Windows 10 バージョン 1803:すべてのエディション
  • Windows Server バージョン 1803:すべてのエディション

 「バージョン 1803」は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響を鑑み、特例としてサポート期間が半年間延長されていた。

 サービス終了を迎えると、そのOSは月例のセキュリティアップデートや品質アップデートを受けられなくなる。同社はOSを安全な状態に保つためにも、できるだけ早く後継バージョンへアップデートすることを推奨している。

 なお、OSのリリースサイクル(サポート期間の開始と終了)は同社のドキュメントで確認が可能。

 OS以外の製品のライフサイクルも調べたい場合は、昨年リニューアルされた検索ページが便利だ。