ニュース

Windows 10版「Twitter」アプリでも音声会話機能「スペース」への参加が可能に

古い内容が引っ掛からなくて不評だったDMの検索も今年後半にかけて改善へ

Windows 10向け「Twitter」アプリ

 米Twitterは5月28日(現地時間)、PWA版「Twitter」アプリをアップデートした。「mobile.twitter.com」やWindows 10向け「Twitter」アプリ、Android向け「Twitter Lite」アプリなどに新機能の追加と改善が施されている。

 今回のアップデートでは、ダイレクトメッセージ(DM)の検索を改善。デバイスにキャッシュされた最近の会話だけでなく、「Twitter」のサーバーに蓄えられた過去の会話も探せるようになった。ただし、キーワードで検索できるのはまだアカウントとグループのみ。会話の内容まで検索できるようにするにはインフラストラクチャーの再構築が必要になるとのことで、今年後半になる見込みだ。

古い内容が引っ掛からなくて不評だったDMの検索も改善へ。まずはアカウントとグループから

 次に、音声会話機能「スペース」(Spaces)の視聴がサポートされた。自分でスペースを主催することはまだできないが、他のユーザーがツイートで共有したスペースに参加して、交流することはできる。PWA版「Twitter」アプリは目的のスペースを見つけるための機能がまだ貧弱だが、「"twitter.com/i/spaces" lang:ja」などと検索すればスペースを探すことは可能。検索フィルターを「フォローしているアカウント」に限定すれば、フォロワーが開催しているスペースも探し出せる。

Windows 10版「Twitter」アプリでも音声会話機能「スペース」への参加が可能に
検索機能を活用してスペースを探してみよう

 そのほかにも、実験提供されていたフォローすべきトピックがすべてのユーザーに解放された。[…]-[トピック]画面(twitter.com/i/topics/picker)を開けば、ユーザーの興味に合致するお勧めのトピックが表示される。「フリート」のナビゲーション強化や、認証バッジを申請する新しいフローの追加も行われている。

トピックピッカー(twitter.com/i/topics/picker)

 Windows 10向け「Twitter」アプリは現在、「Microsoft Store」から無償でダウンロード可能。「twitter.com」をデスクトップアプリとしてパッケージングしたPWA(Progressive Web Apps)になっているため、わざわざ「Twitter」アプリを更新しなくてもWebでの改善が反映される。