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生まれ変わった「Microsoft Whiteboard」、Windows版スタンドアロンアプリも登場

複数のメンバーでリアルタイム共有できる無償のデジタルキャンバスアプリ

新しくなった「Microsoft Whiteboard」がWindowsにも対応

 米Microsoftは10月25日(現地時間)、Windows版「Microsoft Whiteboard」の最新版v51.0.116.0を公開した。Windows 10以降に対応するストアアプリで、現在「Microsoft Store」から無償でダウンロード可能。

 「Microsoft Whiteboard」は、複数のメンバーでリアルタイム共有できるデジタルキャンバスアプリ。ビジネスチームでアイデアを出し合ってまとめたり、教育現場での指導に黒板の代わりとして用いることができる。先月にはWeb、Android、「Microsoft Teams」で大規模なアップデートが行われ、機能の拡充とユーザーインターフェイスの見直しが図られた。

 今回のリリースは、そのとき予告されていた以下の更新が実現された(ドキュメントの挿入は未確認)。

  • WindowsおよびiOSへの対応
  • 個人用「Microsoft アカウント」のサポート(Web/Android)

 新しいWindows向け「Microsoft Whiteboard」は他のプラットフォーム向けアプリと設計を共有しているようで、見た目・使い勝手ともにWeb/Android/Teams版と変わらない。他のプラットフォームで作成したホワイトボードも、問題なく開くことができる。

初期画面
組織や学校のアカウントのほかに、個人向けの「Microsoft アカウント」でサインインできる
ホワイトボードの一覧と作成
40以上のテンプレートでさまざまな用途に対応
ブレインストーミングのテンプレート
「Microsoft Office」でお馴染みのレインボー・キャラクシーペンにも対応。リアクションで気軽に感情を表現できる

 利用の際は、組織や学校のアカウントのほかに、個人向けの「Microsoft アカウント」でサインインできる。他のユーザーとホワイトボードを一緒に編集したい場合は、ツールバーの[共有]ボタンを押して、リンクを発行すればよい。共有リンクを受け取ったユーザーは、Webブラウザーやデバイスにインストール済みの「Microsoft Whiteboard」アプリで共有されたホワイトボードへアクセスできる。

共有リンクを介してメンバーをホワイトボードに招待できる