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ダイアログもシュッとした「ペイント」アプリがプレビュー版Windows 11でテスト開始

スポイトツールも改善

「ペイント」v11.2110.43.0

 米Microsoftは11月30日(現地時間)、Windows 11の「ペイント」(mspaint.exe)をアップデートしたと発表した(v11.2110.43.0)。「Windows Insider Program」のDevチャネルに参加しているすべてのユーザーに対し提供が開始されている。

 メジャーバージョンアップされた「ペイント」アプリ(v11.2110.0)は製品版Windows 11にも展開中で、「ストア」アプリ経由でアップデートが可能だ。デザインが全面的に刷新され、コマンドが整理されてわかりやすくなったほか、アイコンも統一感のあるシンプルなものに差し替えられ、テキストツールは使いやすくブラッシュアップされている。

 しかし、一部のダイアログはデザインが古いままで使いにくく、デザイン的にも統一性に欠けると指摘されていた。

 今回のアップデートはこの点が改善されており、[色の編集]や[サイズ変更と傾斜]といったダイアログが新しくなっている。

古い[色の編集]ダイアログ
新しい[色の編集]ダイアログ
古い[サイズ変更と傾斜]ダイアログ
新しい[サイズ変更と傾斜]ダイアログ

 そのほかにも、色見本から色を選択する際、[Shift]キーを押すことでセカンダリカラーを選択できるようになった。入力システム(IME)の使用中にテキストボックスが予期せず移動する不具合や、一部言語でのローカライズ問題も解決されている。また、スクリーンリーダーへの対応も改善されているとのこと。