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圧縮・解凍ツール「PeaZip」にmacOS版がテスト追加 ~Apple M1ネイティブ版も

「PeaZip」v8.4.0

 オープンソースで開発されている圧縮・解凍ソフト圧縮・解凍ソフト「PeaZip」の最新版v8.4.0が、12月15日に公開された。最新版では、Windows版と各種Linux版に加え、実験的にネイティブのmacOS版が追加されている。

 新たに追加されたmacOS版はIntel x86_64用とaarch64用の2種類が用意されており、Apple M1環境でもネイティブモードで動作するのがうれしい。そのほかの変更点は、一時ファイルの管理方法の改善など内部的な変更がほとんどとなっている。

 「PeaZip」は、様々なフォーマットに対応する圧縮・解凍ソフト。独自形式「PEA」のほか、「7-Zip」、「Brotli」、「Zstandard」などのオープンソース技術をベースとしており、拡張子ベースで200個にも上る圧縮ファイルの解凍に対応している。解凍ほどではないが圧縮においても7Z/ARC/BZ2/GZ/*PAQ/PEA/QUAD/BALZ/TAR/UPX/WIM/XZ/ZIPなど多くの形式をサポートしている。

 Windows版は、64bit版のWindows XP/Vista/7/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 11での動作も確認した。現在公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「PeaZip」
【著作権者】
PeaZip srl
【対応OS】
64bit版のWindows XP/Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
8.4.0(21/12/15)