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狐から狼へ ~VR/AR向け「Firefox Reality」が終了、「Wolvic」へ引き継がれる
2022年2月8日 08:15
Mozilla は2月3日(米国時間)、「Firefox Reality」プロジェクトの終了を発表した。「Firefox Reality」は、2018年4月に発表されたVR/ARヘッドセット向けのWebブラウザー。PCなしで動作するスタンドアロン(独立)タイプのヘッドセットへ、フルスペックのWebブラウザーを提供することを目標に開発が進められてきた。
「Firefox Reality」のコードベースは、スペインに拠点を置くフリーソフトウェアのコンサルタント会社Igaliaに引き継がれる。近々、「Wolvic」という名前で正式リリースされる見込み。執筆時現在の最新版は、プレリリース扱いのv0.9.3。
The Fox has evolved into a Wolf. Thanks to@igaliaand all the partners for funding the work and keeping a healthy WebXR ecosystem!@WolvicXRwill be available in the Oculus and Huawei stores next week. I have pushed some APKs herehttps://t.co/XS9wGSHgKIfor early adopters :)
— Imanol Fernandez (@MortimerGoro)February 3, 2022
なお、アプリストアで公開されていた「Firefox Reality」は、数週間以内に削除されるとのこと。