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テキストエディター「GNU Emacs 28.1」がリリース

Lispファイルのネイティブコンパイルに対応、テキストレンダリングもアップグレード

「GNU Emacs 28.1」が公開

 テキストエディター「GNU Emacs」の最新版「Emacs 28.1」が、4月4日にリリースされた。メジャーバージョンアップとなる「Emacs 28.1」では、以下の新機能が導入されている。

  • Lispファイルのネイティブコンパイル
  • HarfBuzz」によるテキストシェーピングと「Cairo」によるテキストドローイング
  • セキュアコンピューティング(seccomp)フィルターの読み込みに対応
  • 絵文字と絵文字シーケンスの表示を大幅に改善
  • 関数群を文書化するための新システム
  • コンテキストメニューのマイナーモード
  • モード別コマンド
  • デフォルトでマッチする括弧を表示
  • 「project.el」の改良と拡張

 「GNU Emacs」は現在、「gnu.org」から無償でダウンロード可能。ただし、Windows版はまだリリースされていないようだ。