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Excelの「おすすめピボットテーブル」がAIで強化、デザインも一新

日本語にも対応し、「Office Insider」でテスト導入

Excelの「おすすめピボットテーブル」がAIで強化、デザインも一新

 米Microsoftは6月9日(現地時間)、「Microsoft Excel」の「おすすめピボットテーブル」をアップデートする計画を明らかにした。データ分析機能と同じAI技術を用いることでよりインテリジェントになるほか、デザインもダイアログボックスからサイドパネルへと一新される。オプションの確認が容易になるだけでなく、ピボットを挿入する前にデータ選択の変更を行えるなどのメリットもある。

 この新しい「おすすめピボットテーブル」は、「Office Insider」のベータチャネル「バージョン 2204」(Build 15128.10000)以降で利用可能。現在、日本語を含む6カ国語でサポートされており、今後も対応言語を増やしていくとのこと。ただし、機能を有効化したことの影響を確認するため、一部から段階的に提供される。環境によっては利用できるようになるまで時間がかかる可能性がある。

「Office Insider」のベータチャネル「バージョン 2204」(Build 15128.10000)以降で利用可能

 なお、既知の問題として150万セル以上のデータセットの分析には対応しない。データセットをフィルタリングしてセル数を減らすか、一部を別の場所にコピーしてから利用する必要がある。