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今度は「Windows カメラ」アプリが刷新、ズーム・書類スキャン・ホワイトボード撮影などを追加へ

デザインもWindows 11のルック&フィールに合わせてアップデート

新しい「Windows カメラ」アプリ。ズーム機能などが追加されている

 米Microsoftは7月14日(現地時間)、「Windows カメラ」アプリのアップデートを発表した(v2022.2206.2.0)。デザインがWindows 11のルック&フィールに合わせてアップデートされたほか、機能の強化も図られるという。

現行の「カメラ」アプリ。長く放置されており、デザインはWindows 10時代のままだ

 「カメラ」アプリはWindowsに同梱されており、デバイスに搭載されているカメラで写真や動画を撮影できるほか、バーコードやQRコードのスキャンが可能。長く放置されていたが、他のOS標準アプリがWindows 11のリリースを機に次々とブラッシュアップされるのに合わせ、ようやく改善されることになったようだ。

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 新しい「カメラ」アプリは、DevチャネルのWindows 11を皮切りに順次展開されるとのこと。新旧アプリを見比べると、設定画面のデザインが大きく変わっているほか、ズーム機能が追加されているのがわかる。

現行の「カメラ」アプリの設定画面
新しい「カメラ」アプリの設定画面

 また、編集部では確認できなかったが、ドキュメントやホワイトボード向けのキャプチャーモードが追加されるようだ。同社が公開したスクリーンショットには、現行の「カメラ」アプリにはない「パノラマ」モードらしきアイコンも見える。

同社が公開したスクリーンショット。右側のモード切替アイコン最上部に「パノラマ」モードらしきアイコンがある