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Chromebookの「Google フォト」アプリに新しいビデオ編集機能

わずか数タップで印象的な映像を手軽に作成可能に

「Google フォト」アプリにビデオ編集機能(UIデザインは変更の可能性あり)

 米Googleは7月27日(現地時間)、「Google フォト」アプリの新機能を発表した。ビデオ編集機能の強化を発表した。今後数カ月の間にChromebookへ展開していくという。

 複数のビデオクリップや写真、タイトルカード、音楽を組み合わせて映像を作成する過程はまだまだ複雑で、習得に骨が折れ、作業そのものにも長い時間がかかる。「Google フォト」の新しいムービーエディターはそうした問題に対処するため、数回のタップで高品質なムービーを作成できるという。アプリが提案する中から登場させたい人物(ペットでも可)を選択するだけで、「Google フォト」がその人物の映っているビデオや写真をピックアップし、印象的な瞬間を選んでミックスしてくれる。

 もちろん、それに満足できない場合は自分の手でムービーを編集することも可能。検索機能を利用してコンテンツを探し、好きな順番で並んでいくだけだ。ビデオクリップをトリミングしたり、明るさやコントラストなどを調整することも可能で、今年の初めに追加されたリアルトーンフィルターを適用することもできる。あとは音楽やタイトルカードなどを加えれば、美しいムービーができあがるというわけだ。

ビデオ編集の流れ

 「Google フォト」はChromebookのギャラリーアプリやファイルアプリと連携しているので、ギャラリーで閲覧中のクリップを「Google フォト」で編集したり、Chromebookに保存されている画像や動画を利用するのは簡単だ。

 さらに、プロ向けの機能を欲するユーザー向けには、「LumaFusion」アプリが利用可能となる。「LumaFusion」はマルチトラックに対応しており、グラフィックスや視覚効果、トランジション、ディストーション、オーディオトラックとサウンドエフェクト、ナレーション、カラーグレーディングなどを追加できる。