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「Outlook」デスクトップアプリのナビゲーションバーが移動……元に戻す設定はなし

最新チャネルの「バージョン 2207」以降で

「Outlook」デスクトップアプリのナビゲーションバーがウィンドウ左端に移動

 米Microsoftは8月10日(現地時間)、「Outlook」デスクトップアプリのナビゲーションをアップデートしたと発表した。この変更は3月からオプトイン(既定無効で、ユーザーの許可により有効化)されていたが、最新チャネルの「バージョン 2207」以降はこれが既定のデザインとなるという。

 「Outlook」のナビゲーションはこれまでフォルダーペインの下にあったが、新しいナビゲーションはフォルダーペインの左側に移動している。メールやカレンダー、ユーザー(アドレス帳)、タスクをクリックで切り替えられるだけでなく、「Microsoft To Do」などのアプリにもアクセス可能で、「Outlook」を離れることなく利用できる。

従来はフォルダーペインの下にあった

 なお、元のデザインに戻すオプションは用意されない。「Outlook」の開発チームは、これがユーザーエクスペリエンスに関わる大きな変更であり、慣れるのに時間がかかることを認識しているが、今後の機能拡張に必要な措置だとしてユーザーに理解を求めている。

現在テスト中の新しいユーザーインターフェイスでも、ナビゲーションバーはウィンドウ左側にある