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Web版とコードを共通化した新しいWindows版「Outlook」アプリ、すべてのInsiderに展開
新機能も多数追加
2022年9月29日 10:00
米Microsoftは9月29日(現地時間)、新しいWindows版「Outlook」アプリをすべての「Office Insider」テスターに解放したと発表した。すべてのプラットフォームで一貫した機能と使い勝手を実現するため、Web版とコードを共通化してリニューアルされる。
新しいWindows版「Outlook」アプリは今年5月にプレビュー公開されており、以下の機能が含まれていた。
- 「Microsoft Loop」への対応。常に最新で、編集可能なデータをメールに埋め込める
- 「@files」や「@documents」でドキュメントを検索して添付
- 大事なメッセージを見落としたことをAIが察知し、返信が必要ではないか注意を促すインテリジェントな自動リマインダー
- サイドパネルにカレンダービューや「Microsoft To Do」を統合。メールを今日のタスクへドラッグ&ドロップすることも
- 重要な電子メールをリスト上部にピン留め
- メールを一括で移動させたり、今後届くメッセージにルールを適用する「Sweep」機能
- グループ協業を助ける共有メールボックスとフォルダー
これらは本日より「最新チャネル(プレビュー)」の参加ユーザーにロールアウトされる。画面右上のトグルスイッチで旧版と新版の切り替えが可能だ。
加えて、今回のリリースでは以下の新機能が導入されている。
個人の「Microsoft アカウント」に対応
「Outlook.com」、「Hotmail」、「Windows Live」などの個人電子メールアカウントを追加できるように。
将来的には複数のメールアカウントや「Gmail」、「Yahoo」、「iCloud」などのサードパーティメールアカウントにも対応するとのこと。
クイックステップ
受信トレイをクリアに保ち、ニュースレターや重要なファイルに簡単にアクセスできるように、「クイックステップ」機能でパーソナライズされたトリアージ(優先度に応じた振り分け)アクションを提案。繰り返しの作業を減らし、余った時間を有意義に使える。
シンプルになったリボンオプション
メールの送受信がしやすいようにリボンのコマンドを見直して、より洗練されたデザインに。