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「エクスプローラー」のタブなど、Windows 11の新要素がRelease Previewに

10月中に正式リリース予定

「エクスプローラー」のタブ機能

 米Microsoftは10月4日(現地時間)、「Windows 11 バージョン 22H2」Build 22621.608(KB5017389)をRelease Previewチャネルへ公開した。編集部では確認できていないが、段階的に提供範囲を拡大しているものと思われる。

 本ビルドにおける新機能は、以下の通り。10月の提供が予定されている追加のエクスペリエンスがテストされる。

  • 「エクスプローラー」の強化。「Microsoft Edge」のようにセッションを整理するのに役立つタブが追加され、新しいホーム画面が利用可能になる
  • コピーしたテキストに適したコマンドを提案(電話番号であればメッセージングアプリでの通話、日付けであればカレンダーへの登録など)する新機能「サジェストアクション」(Suggested Actions)を導入。ただし、米国、カナダ、メキシコのみ
  • タスクバーからアプリがあふれても使い勝手を損ねない「タスクバー オーバーフロー メニュー」を導入
  • 近接共有で検出可能なデバイスを拡充。より多くのデバイスと共有できるように
タスクバーからアプリがあふれても使い勝手を損ねない「タスクバー オーバーフロー メニュー」

 デバイスをRelease Previewチャネルへ登録するには、「設定」アプリの[Windows Update]-[Windows Insider Program]セクションで「Microsoft アカウント」を紐づける必要がある。デバイスを再起動すると、「Windows Update」経由でプレビュービルドの受け取りが可能だ。

「設定」アプリの[Windows Update]-[Windows Insider Program]セクション