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リリースされたばかりの「Google Chrome 108」にゼロデイ脆弱性、修正版が公開

最新版になっているか確認を

「Google Chrome」v107.0.5304.122

 米Googleは12月2日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)版をアップデートした。Windows環境にはv108.0.5359.94/.95、Mac/Linux環境にはv108.0.5359.94が順次展開される。

 今回のリリースは、1件の脆弱性に対処したセキュリティアップデート。スクリプトエンジン「V8」における型混乱の欠陥(CVE-2022-4262)が解決された。深刻度は4段階中、上から2番目の「High」。

 この脆弱性にはエクスプロイト(脆弱性を利用した不正なプログラム)が確認されており、早急な対応が必要だ。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 7以降に対応する。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデートすることもできる。

設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデートできる