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「Google Chrome 108」が正式版に ~新しいCSS単位を導入するなど開発者向け機能を強化
28件の脆弱性も修正
2022年11月30日 10:00
米Googleは11月29日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の最新安定(Stable)版をアップデートした。Windows環境にはv108.0.5359.71/72が、Mac/Linux環境にはv108.0.5359.71が順次展開される。
「Chrome 108」における変更点は、開発者向けが中心だ。CSSで新しいビューポート単位が導入されるほか、「LayoutNG」印刷のサポートの改善、「COLRv1」可変フォント、ワーカーにおける「Media Source Extensions」(MSE)のサポートなどが含まれている。
セキュリティ関連の修正は、全28件。そのうちCVE番号が公開されている脆弱性は22件で、深刻度の内訳は「High」が8件、「Medium」が14件となっている。内部監査やファジングで発見された不具合も修正されているとのこと。
デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 7以降に対応する。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデートすることもできる。