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トヨタ自動車が国産メタバース「cluster」上で「東京オートサロン2023」出展の未公開車両をチョイ出し中

初のメタバースイベントを主催。先行公開中のエントランスで5台のシルエットを披露

cluster上にオープンした「バーチャルガレージ by TGR/LEXUS」のエントランス

 TOYOTA GAZOO RacingとLEXUSは、1月13日から15日の3日間、千葉県・幕張メッセで開催予定のカーイベント「東京オートサロン 2023」と「TOKYO OUTDOOR SHOW 2023」に出展する。

 今回、デジタル技術を活用した同社の新たな取組みとして、日本最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」上で、特設ワールド「バーチャルガレージ by TGR/LEXUS」を開催する。同メタバース空間は入場無料で、1月6日からエントランスを先行オープンし、1月13日に車両展示を開始予定。「cluster」アプリをインストールしたスマートフォン・PC・VRヘッドセットで参加できる。

 「バーチャルガレージ by TGR/LEXUS」は、トヨタ自動車が初めて主催するメタバースイベント。「東京オートサロン2023」と「TOKYO OUTDOOR SHOW 2023」リアル会場への来場者だけでなく、より多くのゲストが時間や混雑を気にせず、自由に同イベントを楽しめるよう、メタバース空間上に出展車両(一部)の外観や内部構造、映像などを展示する。また「お客様参加型モータースポーツ未来会議」も実施予定のほか、当日車両ガレージへログインした参加者に向けた特典プレゼントが用意される。

メタバース空間「バーチャルガレージ by TGR/LEXUS」

 1月6日に先行オープンされたエントランスでは、専用のレーシングスーツを着用したアバターを操作してワールド会場を散策可能。TOYOTA GAZOO Racingで活躍するドライバーやマシンたちに彩られた巨大ウォールスクリーンで、2022年のチーム活動を振り返る映像を見たり、出展車両(コンセプトカー)と思われる5台のシルエットを正式発表前にチェックできる。

エントランスではモリゾウ選手も出演する映像を鑑賞可能
あのスポーツカーを彷彿とさせるシルエットのクルマにも期待

 また、メタバースイベントのほかにも、「東京オートサロン2023」リアル会場では、デジタル技術を使った新しいスタイルのスタンプラリーを楽しみながら会場を巡る「NFTデジタルスタンプラリー」を実施予定。TOYOTA GAZOO Racingや協賛企業(ダイハツ、TOM'Sなど)のブースに設置された専用QRコードを読み取ることで、各社オリジナルのデジタルスタンプを入手できる。全てのスタンプを集めた参加者には、さらに特典スタンプもプレゼントされる。

 なお、今回のイベントでは「トヨタはクルマ好きを誰ひとり置いていかない」を共通テーマとし、「愛車を守るカーボンニュートラル」、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」、「愛車と楽しむ多様なライフスタイル」の3つのコンセプトに沿った車両やパーツなどを展示予定。また1月13日9時30分からはプレスカンファレンスを実施予定となっている。

「東京オートサロン2023」ブースイメージ
TOYOTA GAZOO Racing press conference