アドビが10年以上前の古い製品のログインサポート打ち切りを再延長

同社のアナウンス

　Adobeは1月31日、同社のサポートコミュニティのアナウンスページを更新し、10年以上前にリリースされたAdobe製品のログインサポート終了日を延長したことを告知した。

　対象となる製品は、「Creative Suite 6」（CS6）や初期バージョンの「Creative Cloud」サブスクリプション。同社は、当初2022年10月1日にログインサポートを終了するとしていたが、2022年12月に2023年1月31日まで延長するとしていた。

　今回の決定でさらに終了日が延長されることとなるが、今後の日程については後日フォーラムやメールで告知するとしている。

　サブスクリプションで利用中の場合、ログインサポートの終了後はアプリが利用できなくなる。シリアル番号ライセンスの場合はそのまま利用を継続できるが、再インストールや再ライセンス認証ができなくなる。

　同社はセキュリティの観点からも、これらの古いソフトウェアを最新版へアップデートするよう強く推奨している。再延長されたとはいえ、そう長い猶予があるとは考えにくいため、一刻も早い最新版への乗り換えが必要だろう。