「Excel」Web版でピボットテーブルの詳細表示が可能に ～2023年1月のアップデートまとめ

　米Microsoftは1月31日（現地時間）、「Microsoft Excel」の2023年1月アップデートを発表した。今回のアップデートでは、Web版、Windows版、Mac版それぞれに新たな機能が追加されている。

Web版ではピボットテーブルにおいて詳細の表示が可能に

　Web版のピボットテーブルにおいてピボットテーブル値セルのソースデータを表示できるようになった。各セルをクリックして、ピボットテーブルの値セルから［詳細を表示］ コマンドを選択すると、セルの詳細な行を含む新しいシートが自動的に作成される。

　ピボットテーブルに表示されている値がどのように計算されたかを理解するのに役立つほか、予期しない値が表示された場合、その値の計算に使用されたソースデータに問題があるかどうかを確認できるとしている。

Winows版、Mac版で「Power Automate」によるタスクの自動化が可能に

　Windows版とMac版では、［自動化］タブで、反復タスクを自動化するスクリプトを作成できる。「Microsoft Teams」や「SharePoint」などのアプリケーションを接続して「Power Automate」でワークフローの自動化が可能だ。

　なお、Windows版とMac版で［自動化］タブが利用できるのは、「Microsoft 365」の以下のプランのみとなるので注意。

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