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「Excel」2022年9月のアップデートまとめが公開 ~不要データ削除機能など

Mac版ではストレージアカウントの追加機能もテスト

「Microsoft Excel」の2022年9月アップデート

 米Microsoftは9月27日(現地時間)、「Microsoft Excel」の2022年9月アップデートを発表した。今回のアップデートでは、Web版、Windows版、Mac版それぞれに新たな機能が追加されている。

Web版Excelの新機能

パフォーマンス速度を低下させるセルの検出、削除

 ブックのパフォーマンスを低下させる不要な書式設定を含むセルを検出し、削除が可能に。

パフォーマンスをチェックし、不要な書式データを削除

ブック内の特定の部分を共有可能に

 ブック全体の共有に加え、特定の範囲やテーブル、グラフへのリンクなど特定の部分を選択し、他のユーザーと簡単に共有可能に。

特定範囲の共有

グラフでの動的配列のサポート

 グラフが動的配列に対応した。配列の変化に合わせてグラフが変化し、配列が再計算されるたびにすべてのデータが更新される。

配列に合わせてグラフが変化

Windows版の新機能

コメント表示方法の刷新

  コメントが「React Native」フレームワークで構築し直された。また、コメントの詳細の人物画像から連絡先カードを表示できるようになっている。

コメント表示方法の刷新の案内

チャートでの動的配列のサポート(Insiders Beta)

 Web版と同様にチャートが動的配列に対応するようになった。

Mac版

Power Query エディターを使用したデータの整理と整形(Insider Preview)

Excel for Mac の Power Query エディターを使用して、ローカルファイルやSharePoint、SQL、テーブルと範囲からデータを整理整頓できるようになった。

試験的にPower Query エディターが使用できるように

Macからストレージアカウントの管理が可能に(Insider Preview)

 Mac版Excelやその他のMac版Office アプリでsharePointやOneDrive 、Boxなどのストレージアカウントを追加できるようになった。

ストレージアカウントの追加画面