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「Microsoft 365」に障害、複数のアプリ・サービスに影響 ~「Teams」の障害と原因は同じ

代替インフラへの移行は完了、間もなく終息へ

「Microsoft 365 管理センター」でのアナウンス

 米Microsoftは2月8日(日本時間)、「Microsoft 365」で障害が発生していることを明らかにした。複数のサービスとアプリに影響が出ており、原因は今朝発生した「Teams」の障害と同じであるとみられている。

 同社によると、影響を受けるアプリとサービスは以下の通り。主にアジア太平洋地域のユーザー、およびそこでホストされている環境に影響しているようだ。

  • Microsoft PowerApps:ユーザーがサービスにアクセスできない可能性がある
  • Microsoft Intune:データ同期に問題があったが、すでに解決済み。ただし、アジア太平洋地域では断続的に「Microsoft Intune」へデバイスを登録したりチェックインしたりできなくなる可能性がある
  • Microsoft 365 Defender:データが古くなる可能性がある
  • ・Microsoft Purview:「Microsoft Purview eDiscovery」(Premium)でケースを管理したり、コレクションを開始することができない
  • ユニバーサル印刷:印刷できない場合がある

 同社は影響を受けたサービスのトラフィックを代替インフラへ迂回させる取り組みをすでに完了したとしており、トラブルは収束に向かうものとみられる。今後もサービスが正常に稼働しているかの監視を継続し、問題を完全に解決するために必要な追加措置を講ずるとしている。