ニュース

「curl」がv8.0.0に ~開発開始から25年の節目を迎えたメジャーアップデート

比較的軽微な脆弱性6件も修正

公式サイト「curl.se」

 データ転送ライブラリ「curl」が3月20日(日本時間)、v8.0.0へとアップデートされた。「curl」は差し迫った必要がないとしてながくメジャーバージョンを「7」のまま据え置き、マイナーバージョンを増やしていくという運用を継続してきたが、とうとう「8」へのメジャーアップデートが行われた。

 「curl」は、さまざまなプロトコルでデータ転送を行うオープンソース・クロスプラットフォーム対応のライブラリおよびそのコマンドラインツール(ライセンスは独自)。PCだけでなく、スマートフォンや家電、自動車に至るさまざまなデバイスで利用されており、最近のWindowsにも標準で含まれている

バージョンは少し古いが、最近のWindowsにも標準で含まれている
ただし「PowerShell」では「Invoke-WebRequest」のエイリアスだ

 v8.0.0はメジャーアップデートだが、目新しい新機能やAPI/ABIの破壊的変更は含まれていない。開発開始から25年という節目を迎えることから、バージョンナンバーをより管理しやすいようにリセットするときがきたと判断したという。比較的軽微な脆弱性が6件修正されているので、利用している場合はできるだけ早めの更新をお勧めする。深刻度の内訳は「Medium」が1件、残りは「Low」。

 執筆時現在の最新版はv8.0.1で、「curl_easy_cleanup」のクラッシュが修正されている。ダウンロードは公式サイト「curl.se」から行える。