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モダンな高機能ファイラー「Files」、なぜか本家にはない[送る]コマンドを追加

細部にわたって多くの改善を実施

「Files 2.4.30」が公開

 モダンなスタイルが魅力の高機能ファイラー「Files」が、4月1日にv2.4.30へとアップデートされた。細部にわたって多くの改善が施されている。

 「Files」は、デザイン言語「Fluent Design System」に準拠したファイル管理ソフト。Windows 11にピッタリのスタイリッシュな外観が売りで、OS標準の「エクスプローラー」よりもフィットしている印象さえ受ける。

 開発は「GitHub」で行われており、ライセンスは「MIT」。現在、リリースページから無償でダウンロードできる。寄付も受け付けており、「Microsoft Store」で購入すると開発を支援できる(「Microsoft Store」での名前は「Files App」になったようだ)。

 v2.4.30における変更は多岐にわたるが、一つ一つは比較的小規模だ。しかし、ファイルやフォルダーの右クリックメニューに[送る]コマンドが追加されたことは特筆してもよいだろう。選択したアイテムを簡単に「shell:SendTo」フォルダーにあるショートカットファイルへ送ることができる。特定のアプリで開きたい場合や、ZIP形式書庫を作成したい場合に便利だ。

[送る]コマンド。

 Windows 11標準の「エクスプローラー」では[その他のオプションを表示]コマンド([Shift]+[F10]キー、[Shift]キーを押しながら右クリックしてもよい)でクラシックメニューへアクセスしないと利用できず、不満を訴えるユーザーが少なくないだけに、大きな訴求ポイントとなりそうだ。

Windows 11標準の「エクスプローラー」ではクラシックメニューを開かないとアクセスできない

ソフトウェア情報

「Files」
【著作権者】
Files Community
【対応OS】
Windows 10 バージョン 20H1以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎、Microsoft Storeから購入して開発を支援することも可能)
【バージョン】
2.4.60(23/04/01)