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タスクトレイの日時表示を消すオプションがプレビュー版「Windows 11」に【18:50追記】

Build 23440がDevチャネルでリリース

「Windows 11 Insider Preview」Build 23440(ni_prerelease)がDevチャネルでリリース

 米Microsoftは4月19日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 23440をDevチャネルでリリースした。ISOイメージファイルARM64仮想マシン、対応する開発キット(SDK)もダウンロード可能。本ビルドでは[スタート]画面、タスクバー、タスクトレイ、「Windows Spotlight」で改善が試される。

[スタート]画面にリリースノートをお勧め

 [スタート]画面には[おすすめ]というセクションがあり、よく使うアプリや最近開いたコンテンツなどがリストアップされる。

 「Windows Insider Preview」ビルドでは今後、ここにリリースノートへのリンクが追加される。リンクをクリックすると、公式ブログで当該ビルドの変更点をチェックできて便利だ。

[スタート]画面にリリースノートをお勧め

 なお、[おすすめ]セクションに表示される項目は「設定」アプリの[個人用設定]-[スタート]ページで調整できる。

[おすすめ]セクションに表示される項目は「設定」アプリの[個人用設定]-[スタート]ページで調整できる

タスクトレイの日付と時刻を非表示に

 「Windows 11 Insider Preview」ではタスクトレイの時計を「秒」単位にする機能がテスト中だが、なかには時計そのものが不要というユーザーもいるかもしれない。

 そこで、Build 23440ではタスクトレイの日付と時刻を非表示にするオプションが追加された。「設定」アプリの[時刻と言語]-[日付と時刻]ページで変更できる。

タスクトレイの日付と時刻を非表示にするオプション

 また、タスクトレイのネットワークアイコンの右クリックメニューに、問題を診断するコマンドが追加された。インターネットに接続できないなど、ネットワークにトラブルが発生した場合に、すばやくトラブルシューティングツールへアクセスできる。

タスクトレイのネットワークアイコンの右クリックメニューに、問題を診断するコマンドが追加

そのほかの変更

 そのほかにも、日替わりデスクトップ壁紙機能「Windows Spotlight」を有効にするとデスクトップに表示されるアイコンがアップデートされた。また、タスクバーで検索する際、検索ボックスのホバーでフライアウトを呼び出すという動作もテストされるとのこと。

日替わりデスクトップ壁紙機能「Windows Spotlight」を有効にするとデスクトップに表示されるアイコンがアップデート

 「Windows Insider Preview」は、製品としてリリースされる前のプレビュー版のOSを試すことのできるパイロットプログラム。なかでもDevチャネルは開発チームのアイデアを試す場となっており、さまざまな新機能に触れることができる。

 ただし、ここで試される機能はあくまでも実験的なもので、製品版に導入されるとは限らない。また、製品ビルドに比べると不安定なので、利用の際は注意したい。

[2023年4月20日18:50編集部追記] 4月20日付でブログが更新され、タスクバーでの検索時に検索ボックスのホバーでフライアウトを呼び出すテストは、問題が見付かったとのことで無効化されたとのこと。今後のフライトで再テストされるという。