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「Thunderbird 102.11.1」が公開 ~IMAP関連の処理でフリーズする不具合などを修正

「Thunderbird」v102.11.1

 オープンソースのメールソフト「Thunderbird」v102.11.1が、5月25日(米国時間)に公開された。以下の不具合が修正されている。

  • ネットワークエラーのあと接続が回復すると、POPメッセージの取得が停止してしまう
  • 再利用されたSMTP接続がときどきエラーなどなしに切断され、タイムアウトが発生する
  • IMAPへの送信メッセージの保存に失敗すると、「Thunderbird」がフリーズすることがある
  • 有効期限のない「OpenPGP」鍵を作成できない
  • ニュースリーダーがリモートサーバーとの認証後にGROUPコマンドを発行しないことがあり、「Thunderbird」がサーバーからのニュースを表示・更新できない

 なお、セキュリティ関連の修正はアナウンスされていない。

 「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、Windows版はWindows 7以降で利用可能。現在、公式サイト「thunderbird.net」からダウンロードできる。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。