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「Git 2.42.0」が公開 ~ビットマップによるオブジェクトトラバーサルが高速化

Windows向けの「Git for Windows」も追随

「Git for Windows」v2.42.0

 分散型バージョン管理システム「Git」の最新版v2.42.0が、8月21日(日本時間)に公開された。「Git」のWindows版である「Git for Windows」も、それに即日追従している。

 「Git for Windows」では、以下のコンポーネント更新が行われた。

  • Git v2.42.0.
  • cURL v8.2.1.
  • Git LFS v3.4.0.
  • OpenSSL v3.1.2.
  • OpenSSH v9.4.P1.
  • Git Credential Manager v2.3.2.

 「Git 2.42」のハイライトは、新しいアルゴリズムによりビットマップによるオブジェクトトラバーサルが高速化されたこと。また、参照をより効率的に除外する新しいメカニズムや、到達不能なオブジェクトを保持する新しいメカニズムも導入された。「Git for Windows」では、Windows版独自の問題もいくつか修正されている。

 なお、現在のところ対応OSに変更はないようだ。ただし、「MSYS2」のWindows 7/8.xサポート終了に合わせ、近いうちにWindows 10以降が必要になるので注意したい。

ソフトウェア情報

「Git for Windows」
【著作権者】
Git Project
【対応OS】
Windows 7以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.42.0(23/08/21)