「Bing」チャットがデスクトップ版「Google Chrome」に対応 ～モバイルも間もなく

Microsoft、「Bing」チャットのアップデート内容を発表

　米Microsoftは8月25日（現地時間、以下同）、「Bing」チャットのアップデート内容を発表した。「Bing Chat Enterprise」が追加コストなしに教育向け「Microsoft 365」プラン（A3/A5 Faculty）でも利用できるようになったほか、7月31日以降、以下の機能が追加されているとのこと。

「Google Chrome」への対応

　「Bing Chat」と「Bing Chat Enterprise」でデスクトップ版「Google Chrome」がサポートされた。Windows、Mac、Linuxの最新安定版で利用可能。

デスクトップ版「Google Chrome」で「Bing Chat」と「Bing Chat Enterprise」が利用可能に

　モバイル版「Chrome」への対応も予定されている。

モバイル版「Microsoft Edge」への対応

　「Bing Chat Enterprise」が、「Edge」モバイルアプリでサポートされた。「Bing Chat Enterprise」が組織で有効になっており、かつ職場または学校のアカウントで「Edge」にサインインしている場合、「Bing Chat」ボタンで「Bing Chat Enterprise」が利用できる。

Bing Chat Enterprise」が、「Edge」モバイルアプリでサポート

新しい「Bing」検索ページテンプレート

　特定のトピックの「Bing」検索ページテンプレートをよりまとまりのあるデザインに更新。コンテンツの重複を避け、検索結果ページのスペースを広くとることで、より効率的に答えを見つけ出せるようになる。

新しい「Bing」検索ページテンプレート

「Swiftkey」への対応

　モバイル向けキーボードアプリ「Swiftkey」で「Bing Chat」を利用する際、「Microsoft アカウント」によるサインインは不要に。1日30ターン利用できる。