「Microsoft Build of OpenJDK 21」が公開 ～無償の長期サポート（LTS）ディストロ

Windows版「Microsoft Build of OpenJDK 21」

　米Microsoftは9月28日（現地時間）、「Microsoft Build of OpenJDK 21」を発表した。現在、公式サイト（www.microsoft.com/openjdk）から運用環境でも使用できるバイナリがダウンロード可能。

　「Microsoft Build of OpenJDK」は、「Java SE Platform」の無償かつオープンソースなリファレンス実装「OpenJDK」を元に構築された無償の長期サポート（LTS）ディストリビューション。「Microsoft Azure」などでも用いられている。

　本バージョンは最新の「Java 21」がベースとなっており、パターンマッチングや軽量スレッド、世代別ZGC（ガベージコレクター）などの恩恵を受けることができる。

　対応OSは、Windows/Mac/Linux。x86だけでなく、ARM64やApple シリコンなどでもネイティブ動作する。