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現行「Unity」に留まれば新ランタイム料金は課さない ~約束を反映させた規約が発表

「GitHub」で差分も確認できる

Unity Technologiesのアナウンス

 米Unity Technologiesは11月7日(現地時間)、「Unity」エディターソフトウェアの規約をアップデートしたと発表した。

 同社は9月、「Unity」で開発したゲームの収益とランタイムのインストール数を基準とする料金体系「Unity Runtime Fee」を突如発表。コミュニティから強い批判を受け謝罪し、大幅に譲歩した修正案を公表していた。

 この修正案では、2024年以降にリリースされる次のLTS(長期サポート)バージョンへアップデートしない限り「Unity Runtime Fee」の適用を受けることはなく、デベロッパーが望めば現行バージョンに留まり、現行の料金体系を維持できることが明言されている。

 今回の規約更新は、これを明文化したものだ。アップデートされた規約は「unity.com/legal」で確認可能。「GitHub」でホストされているので、差分をチェックすることもできる。

「GitHub」で差分も確認できる