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高機能な動画編集ソフト「Filmora」にAI機能が追加 ~v13がリリース

シーンに合わせたBGMをAIが生成する「AI 音楽ジェネレーター」などを搭載

「Filmora」v13

 (株)ワンダーシェアーソフトウェアは11月8日、動画編集ソフト「Filmora(フィモーラ)」にAI機能が追加された最新版v13の発売を発表した。無料で利用できるが、出力した動画に透かしが入る制限がある。年額9,979円などのサブスクリプション、または11,979円の永続ライセンスを購入することで制限を解除可能だ。

 「Filmora」は、初心者から中級者をターゲットにした動画編集ソフト。直感的な操作が可能なユーザーインターフェイスと、900を超える独自デザインのモーションエレメントやモーションテキストを備えているのが特徴だ。2022年には「Microsoft Store App Awards 2022」の「クリエイティビティ - オーディオ・ビデオ部門賞」も獲得している。

 今回の新バージョンでは、AI機能が多数追加されたことで、さまざまなニーズに対応した時短かつ効率的な編集を目指す狙いがあるという。

【製品紹介動画】
Filmora 13 新登場・AIパワーを活用した次世代動画編集を始めよう!|Wondershare Filmora(Windows&Mac)

 まず、新たにチャット機能「AI copilot」が搭載された。AIアシスタントが編集に役立つアドバイスや「Filmora」の持つ機能・エフェクトを提案してくれる。1日50回まで無料で利用可能。

 また、音楽ジェネレーターパネルから動画のシーンに合ったオリジナル楽曲を生成する「AI 音楽ジェネレーター」や、被写体をなぞってマスクを作成し、合成や高度な編集も短時間で行える「AI スマートマスク」機能も搭載。そのほか手軽に映えるサムネイル用画像を作成できる「AI サムネイルエディター」やAIによる文字起こし機能である「AIテキストベース編集」が新たに使用できる。

「AI スマートマスク」機能

 なお、旧バージョンからの乗り換えは「上書き」の扱いとなるほか、旧バージョンの永続ライセンスを利用している場合は料金が発生するので注意。

アップグレード時の2つの注意点