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Visual Studio Code向け「Unity」拡張機能が正式版に ~半年以上にわたるプレビューを完了

「Roslyn」のパワーで「Unity」に合わせたサジェストやコード修正

「Visual Studio Code」用の「Unity」拡張機能

 米Microsoftは3月12日(現地時間)、「Visual Studio Code」用の「Unity」拡張機能を一般公開した。昨年8月からプレビューテストが続けられていたが、ようやく正式版として利用できるようになった。

 「Unity」拡張機能は、Windows/Mac/Linux環境の「Visual Studio Code」で「Unity」コンテンツを開発するために必要な機能をまとめたツールキット。同社はすでに、「Visual Studio」向けに「Unity」開発のプラグインとして「Visual Studio Tools for Unity」を提供しているが、Mac/Linuxをカバーする「Visual Studio Code」でもそれに迫る生産性を享受できる。

Mac環境の「Visual Studio Code」で「Unity」コンテンツを開発。コードにブレークポイントを設定して、「Unity」でゲームを実行

 C#言語に関する機能は「C# Dev Kit」がベースとなっており、コンパイラープラットフォーム「Roslyn」のパワーを背景とした強力な「IntelliSense」コード補完や、「IntelliCode for C# Dev Kit」によるAI支援機能が利用可能。ライセンスも「C# Dev Kit」と同様、「Visual Studio」と同じ条件で提供される。つまり、個人、アカデミア、オープンソース開発ならば「Visual Studio Community」と同じく無償。組織で利用する場合は、「Professional」または「Enterprise」の「Visual Studio」サブスクリプション、「GitHub Codespaces」サブスクリプションが必要となる場合がある。

コンパイラープラットフォーム「Roslyn」のパワーを背景とした強力な「IntelliSense」コード補完。「Unity」に合わせたサジェストやコード修正も可能

 なお、かつてあったUnityの「Visual Studio Code Editor」パッケージはすでにレガシー扱いとなっており、メンテナンスされていないので注意したい。

ソフトウェア情報

「Unity」プレビュー版
【著作権者】
Microsoft
【対応OS】
(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.0(24/03/12)