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「Visual Studio Code」にも「Unity」拡張機能、Microsoftがプレビューリリース

「Visual Studio」版に迫る生産性をMac/Linuxの「Visual Studio Code」で

「Visual Studio Code」用の「Unity」拡張機能

 米Microsoftは8月3日(現地時間)、「Visual Studio Code」用の「Unity」拡張機能をプレビュー公開した。同社はUnity開発のプラグインとして「Visual Studio Tools for Unity」をすでに「Visual Studio」向けに提供しているが、Mac/Linuxをカバーする「Visual Studio Code」でもそれに迫る生産性を享受できる。

Mac/Linuxをカバーする「Visual Studio Code」でも、「Visual Studio Tools for Unity」に迫る生産性を享受できる

 本拡張機能は、先日リリースされた「C# Dev Kit」と「C#」拡張機能をベースにしている。つまり、コンパイラープラットフォーム「Roslyn」のパワーを背景とした強力な「IntelliSense」コード補完や、「IntelliCode for C# Dev Kit」によるAI支援機能が利用できる。

 「Unity」向けのカスタムもなされているので、「Unity」にあったコードの提案や修正も可能だ。

「Unity」開発で「Roslyn」由来の強力なコード補完・修正機能が利用できる

 本拡張機能をインストールするには、「Unity 2021」以降が必要。「C# Dev Kit」などの必須拡張機能は、インストールの際に自動でセットアップされる。

 「Visual Studio Code」拡張機能の導入が完了したら「Unity」に切り替えて、パッケージマネージャーから「Visual Studio Editor」パッケージをv2.0.20以降へアップグレードする。かつてあった「Visual Studio Code Editor」パッケージはレガシーで、すでにメンテナンスされていないので間違えないようにしたい。

「Visual Studio Editor」パッケージをv2.0.20以降へ

 あとは「Unity」の環境設定で「Visual Studio Code」を「Unity」の外部エディターとして指定すれば、準備は完了だ。「Unity」でC#ファイルを開くと、「Visual Studio Code」が起動するようになる。

「Visual Studio CodeをUnity」を外部エディターとして指定

 フル機能がほしければ依然「Visual Studio Tools for Unity」がおすすめだが、開発に「Visual Studio Code」を利用したい場合は、本拡張機能を選ぶとよいだろう。

 なお、本拡張機能は「C# Dev Kit」と同様、「Visual Studio」と同じ条件でライセンスされる。個人、アカデミア、オープンソース開発ならば「Visual Studio Community」と同じく無償で利用可能だ。組織で利用する場合は、「Professional」または「Enterprise」の「Visual Studio」サブスクリプション、「GitHub Codespaces」サブスクリプションが必要となる場合がある。

ソフトウェア情報

「Unity」プレビュー版
【著作権者】
Microsoft
【対応OS】
(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.9.0(23/08/04)