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国交省が日本各地の3Dモデルを「Unity」に取り込める「PLATEAU SDK for Unity」を無償公開

「PLATEAU」を使ったゲームやアプリケーション、都市シミュレーションを簡単に開発可能

  • 松永 侑貴惠

2023年3月2日 11:00

　ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン（株）は2月28日、国土交通省および（株）シナスタジアが開発したツールキット「PLATEAU SDK for Unity」の配信を開始したことを発表した。3Dゲーム開発環境「Unity」で利用でき、現在「Unity」向けアセットのマーケットプレイス「Unity Asset Store」から無料でダウンロードできる。

　「PLATEAU SDK for Unity」は「PLATEAU」（プラトー）の3D都市モデルを「Unity」へインポートできるツールキット。「CityGML」フォーマットの仮想の3D都市モデルデータを直感的に「Unity」のシーンへインポートでき、シーンに取り込んだモデルの外観の調整や、FBX/OBJ/glTFへのエクスポートなどが可能。「PLATEAU」を使ったゲームやアプリケーション、都市シミュレーションを簡単に開発できるという。

　「PLATEAU」は、国土交通省が主導する日本全国の3D都市モデルを整備・オープンデータ化するプロジェクトで、建築物、都市計画決定情報、土地利用、道路や橋梁のデータが含まれる。

操作画面
建築物や道路のテクスチャーなどを設定可能

　ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、今後「Unity」で3D都市モデルを扱う方法をまとめた特集ページを、「Unity Asset Store」で公開するとのこと。