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「Docker Desktop」も「Windows on Arm」に対応 ~業界のARM64シフトが鮮明に

近日リリース見込みのv4.31で

「Build 2024」における同社のセッション

 米Dockerは5月23日(現地時間)、Microsoftの開発者向けカンファレンス「Build 2024」で「Docker Desktop」の「Windows on Arm」(WoA)対応を発表した。Arm CPU搭載デバイスで「Docker Desktop」がネイティブ動作するようになる。

 「Docker Desktop」は、コンテナー仮想化プラットフォーム「Docker」をデスクトップ環境で手軽に使えるようにしたGUIフロントエンド。Windows/Mac/Linuxに対応しており、アプリ開発現場で広く用いられている。

 同社によると、「Docker Desktop」のWoA対応はv4.31になるとのこと(執筆時現在の最新版はv4.30)。ArmアーキテクチャーのCPUは実行効率が高く、消費電力の抑制が期待できる。「Copilot+ PC」ならば、より快適に利用できるだろう。