AMD Ryzen AIを搭載した「Copilot+ PC」がいよいよ登場！ 日本HP「HP OmniBook Ultra 14 AI PC」

「HP OmniBook Ultra AI PC」

　（株）日本HPは7月23日、AMD「Ryzen AI 300」プロセッサーを搭載した次世代AI PC「HP OmniBook Ultra 14 AI PC」を発表した。同日より受注を開始し、9月以降出荷予定。価格は299,200円から。

　「HP OmniBook Ultra 14 AI PC」は、最大55TOPSのNPU性能を持つ「Ryzen AI 300」シリーズを搭載した14型ノートPC。Microsoftの定める新世代Windows AI PC「Copilot+ PC」の要件に準拠しており、すでに発売されているQualcommの「Snapdragon X Elite/Plus」プロセッサーを搭載したモデル群に続く、「Copilot+ PC」では初となるx86ベースのAI PCとして登場する。

　ただし、リコール（Recall）やコクリエーター、Windows Studio EffectsといったCopilot+ PC向けのAI機能は、無料アップデート後に利用可能で、出荷時には搭載されていない可能性がある。Microsoftによる提供開始は2024年内を予定している。その一方で、HP独自のソリューションツール「HP AI Companion」を備えており、毎日のタスクを効率的に行なうことができる。

日本HP公式サイトでの「AI PC」

　バッテリー駆動時間は最大21時間を実現。GPUはAMD「Radeon 800M」シリーズを搭載し、「Poly Camera Pro」アプリを使用したAI対応の高解像度9MPカメラのほかにも、HPの法人向けPCに搭載されていた独自のセキュリティ保護機能「HP Wolf Security」が個人向け製品向けとして初めて搭載される。