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日本人プログラマー向けカスタムフォント「UDEV Gothic」が約2年半ぶりのメジャー更新
「BIZ UD」+「JetBrains Mono」でソースコードと日本語コメントの可読性を両立
2024年8月21日 06:45
プログラミング向けフォント「UDEV Gothic」が8月17日、v2.0.0へとアップデートされた。2022年4月以来のメジャーバージョンアップとなる。現在「GitHub」のリリースページから無償でダウンロード可能。
「UDEV Gothic」は、モリサワの「BIZ UDゴシック」をベースに「JetBrains IDE」で用いられているオープンソースの等幅フォント「JetBrains Mono」を組み合わせたフォント。「白源」や「PlemolJP」などの開発者向けフォントを手掛けるtawara氏が制作している。ソースコードと日本語コメントの可読性を両立しているだけでなく、近年流行しているリガチャ(合字)に対応したバージョンや、お洒落なターミナルで利用される記号を収録した「Nerd Fonts」統合バージョンがあるのも魅力だ。
ライセンスは「OFL-1.1」で、個人利用・商用にかかわらず無償。Webサイトに埋め込むだけでなく、改変して派生フォントを開発したり、アプリやゲームなどに組み込むこともできる。
v1.0.0からの主な変更は「JetBrains Mono」「Nerd Fonts」アップデートへの追従、字形の調整など。v2.0.0では全角スペースを不可視にしたバリエーションが追加されたほか、ビルドスクリプトが「Python」で再実装されている。
なお、Windows環境でフォントをアップデートする際は、インストール不良を避けるため、あらかじめ既存フォントファイルを削除してから新規にインストールすることが推奨されているので注意。
ユニバーサルデザインフォントのBIZ UDゴシックと、開発者向けフォントの JetBrains Mono を合成した『UDEV Gothic』
— たわら ¦¦ HackGenのひと (@tawara_san)August 17, 2024
全角スペース不可視版の追加、その他表示の調整を行った v2.0.0 をリリースしました🥳https://t.co/mSi1rnSLeEpic.twitter.com/IFc2HAHap1
ソフトウェア情報
- 「UDEV Gothic」
- 【著作権者】
- tawara(yuru7)氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.0.0(24/08/17)