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AMD/Intelチップ搭載の「Copilot+ PC」が登場へ ~11月には無料更新でAI機能を追加

「AMD Ryzen AI 300」「Intel Core Ultra 200V」搭載デバイスに注目

同社のアナウンス

 米Microsoftは9月3日(現地時間)、「Copilot+ PC」ポートフォリオの拡大を発表した。Qualcommの「Snapdragon X Elite」「Snapdragon X Plus」を搭載したデバイスに加え、「AMD Ryzen AI 300」シリーズと「Intel Core Ultra 200V」シリーズを搭載したデバイスが加わる。

 「Copilot+ PC」は、同社が2024年5月に発表した次世代AI PCのカテゴリー。40TOPS以上の処理性能をもつNPU、16GBのDDR5またはLPDDR5、256GB以上のSSDまたはUFSなどが要件となっている。これまではARM64アーキテクチャーの「Snapdragon X Elite/Plus」搭載デバイスしか選択肢になかったが、ようやくx64アーキテクチャーのデバイスも「Copilot+ PC」に加わることになる。

 同社はAMD/Intelと協力し、Windows 11のアップデートを通じてハードウェアのサポート改善に努めたとのこと。バッテリー寿命、セキュリティ、コネクティビティにおいて有意義な進歩が見られたという。本命のAI機能に関しても、「Windows Insider」プレビュービルドで検証したうえで、11月より無料のアップデートで順次提供していくとしている。この無料アップデートには、以下の機能が含まれる見込みだ。

 加えて、導入が延期されていたAI検索機能「Recall」が10月より「Windows Insider」でテスト開始となる。