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インクで手書きした線・図形をまっすぐにする機能、「Excel」「PowerPoint」にも導入へ

「OneNote」「Word」のAI機能がスプレッドシートやスライドでも

公式ブログ「Microsoft 365 Insider Blog」におけるアナウンス

 米Microsoftは10月16日(現地時間)、「OneNote」や「Word」で先行導入しているドロー&ホールド(Draw and Hold)ジェスチャーをWindows版の「Excel」と「PowerPoint」にも導入すると発表した。

 このジェスチャーは、インクで書き込んだ手書きの線や図形をきれいに整える。描き終わりの位置で数秒間ペンを保持すれば、AIが曲がった線をまっすぐにし、ゆがんだ図形を整形してくれる。

インクで手書きした線・図形をまっすぐに

 対応する図形は円、楕円、三角形、四角形、長方形、ひし形、台形、五角形、六角形など。ハートや星形を組み合わせられる。整形後の図形はドラッグ操作でサイズを調整したり、回転したりできる。

 本機能は、「バージョン 2410」(ビルド18108.20000)以降のBetaチャンネルユーザーへ展開中。大きな問題がなければ、いずれ製品版の「Microsoft 365」にも導入されるはずだ。