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「Android 16」初のデベロッパープレビューが提供開始 ~1四半期前倒しで
仕様確定は2025年第1四半期後半の予定
2024年11月20日 16:41
米Googleは11月18日(現地時間)、「Android 16」の開発者プレビューを初公開した。本バージョンは2025年第2四半期(Q2)に予定されているAndroidの次期メジャーリリースに向けたもの。例年であれば第3四半期(Q3)に公開されるが、デバイスの発売スケジュールとの整合性を高めるため、1期分早めてリリースされることになったという。
「Android 16 Developer Preview 1」では、以下の機能が投入される。今後も機能が追加されていくだろう。
- 埋め込みフォトピッカー:ローカルとクラウド両方のストレージから画像や動画を選択し、安全にアプリアクセスを許可する仕組み。Googleシステムアップデートと「Google Play」サービスを介して「Android 4.4」(APIレベル19)までサポートする。アプリへの統合も比較的簡単なコードで済む
- Health Connect:健康記録をサポートするAPIの初期バージョンを搭載。ユーザーが明示的にどうしたアプリは、FHIRフォーマットで医療記録を読み書きできる
- プライバシーサンドボックス:ユーザーのプライバシーと意思を尊重しつつ、Webコンテンツが広告収益を得られる仕組み「プライバシー サンドボックス」の最新バージョンを搭載
「Android 16」のプレビュープログラムは、2024年11月から来年の最終パブリックリリースまで実施される。仕様が確定する「Platform Stability」は、2025年第1四半期後半(3月)を目標としているとのこと。そこから正式リリースまで数カ月間、最終テストを行ったのち、一般公開となる。アプリの開発には「Android Studio Ladybug」(次期バージョンのプレビュー)が推奨されている。