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Windows 11 24H2で複合機・スキャナーが検出されない問題は解決へ

セーフガードも解除

同社のアナウンス

 「Windows 11 バージョン 24H2」へアップグレードするとUSBデバイスが検出できなくなる問題は、2024年12月の更新プログラム「KB5048667」で解決されたとのこと。米Microsoftが12月10日(現地時間)、自社のサポートページで明らかにした。

 この問題は、「eSCL」(eScanner Communication Language)プロトコルをサポートするスキャナーや複合機をUSB接続した「Windows 11 バージョン 24H2」環境で、デバイスが検出不能になるというもの。「eSCL」で自動検出されたデバイスはUSBモードへ切り替わるはずだが、これが「Windows 11 バージョン 24H2」では機能せず、適合するスキャナードライバーが一致しないことがあった。

 Microsoftはこの問題を未然に防止するため、当該デバイスを接続したデバイスに対しセーフガードを適用していたが、これは数日中に解除されるとのこと。解除後は48時間以内に「Windows Update」で「Windows 11 バージョン 24H2」へのアップグレード案内が再び行われるようになる。