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Mac版「Docker Desktop」アプリがマルウェア誤判定、起動不能に

問題がない場合は再起動を控えるように

Mac版「Docker Desktop」アプリがマルウェア判定され、起動不能になるトラブルが発生中

 Mac版「Docker Desktop」アプリで、起動不能になるトラブルが発生しているとのこと。米Dockerが1月8日(現地時間)、公式ブログでインシデントとして公表している。

 この問題は、既存インストールの一部ファイルが正しく署名されておらず、macOSによってマルウェアと判定されてしまうために発生するようだ。実際には「Docker Desktop」にマルウェアは含まれておらず、アプリケーションバンドルから正しく署名されたファイルをコピーすれば問題は解決できるという。

 同社は「GitHub」のイシューページで回避策を案内中。恒久的な解決に取り組むとしている。Mac版「Docker Desktop」アプリを問題なく利用できている場合は、再起動で利用不能になる恐れがあるので注意したい。